出版

新型コロナ対策で雑誌の提供を中止した業種

コロナ禍により、雑誌の売り上げが苦境にたたされています。

KADOKAWAは歴史ある3誌の休刊を発表しました。

「東京ウォーカー」「横浜ウォーカー」「九州ウォーカー」です。

日販の調査によると、3月4月と2ヶ月連続で対前年90%を下回りました。

90%を下回ることは、昨年は一度もありませんでした。

書店の休業、リモートワークや休校による外出自粛が、雑誌離れを起こしています。

もうひとつ大きな理由があります。

定期講読をしていた飲食店などが、雑誌のお客様への提供をやめているのです。

理由は、紙の上でもコロナウイルスが数時間残存するからです。

コロナ前から、眼科の病院では雑誌を置くことはありませんでした。

よく言う「はやり目」というアデノアイルスが原因の病気があります。

夏に多い、目が赤くなるものです。

このアデノアイルスの院内感染対策で、雑誌は置かないということに昔からなっています。

コロナウイルスにおいては、眼科以外の病院、美容院、飲食店、飛行機などで雑誌の提供を中止しました。

雑誌の全ページを消毒するのは、現実的ではありません。

「東京ウォーカー」以外にも、雑誌の休刊が出てきたとしてもおかしくありません。

また、出版社だけではなく、街の書店にも大きな痛手です。

コロナ禍で児童書や学参か伸びて、対前年をクリアしている書店もたくさんあります。

特需です。

街の書店の売り上げを支えているのは、美容院や飲食店などの雑誌の定期講読です。

毎月の売り上げ見込みがたつのです。

コロナが一息におさまることはないでしょう。

雑誌の定期講読を再開しない美容院などもでてきます。

また今回を気に、タブレット端末の提供に切り替えるところも増えます。

タブレットでも雑誌は読め、消毒も簡単です。

街の書店にはお金は入りません。

いま出版業界がリーマンや東日本大震災の時より、苦境に立たされています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。