出版社への就職・転職

【出版社の就活】志望動機で熱意が伝わる例を元大手の面接官が教えます!

出版社の新卒採用は難関です。

中途も応募自体が少なく、狭き門になっています。

小学館・集英社・講談社の大手3社だけでなく、新潮社や文藝春秋などの中堅版元も100倍以上の倍率です。

就活の対策は本も出ていますし、対策講座も盛んです。

対策のなかで重要視するのが、エントリーシートでも面接でも「志望動機」です。

なぜ志望動機が重要なのか?

それは、応募してくる大学生の実力に大きな差がないからです。

出版企画を課されたり、三題噺を求められたりと、センスを問われることももちろんあります。

ただ、面接官をしていて「これはすごい!」「実際に使える!」といった案にはほとんど出会いません。

関心できる企画は、いま編集者として働いている社員からもなかなか出てこないから、当たり前のことです。

また、この学生はいい! とほとんどの面接官が絶賛して採用しても、実際に入社したら・・・というのは当たり前のようにあります。

面接官も自分の目を信じていません。

では面接官はどこで学生の合否を決めるのか?

それは働きたいという熱意です。

熱意がある人と一緒に働きたいのです。

志望動機で熱意が伝わらない例

応募する出版社のホームページや企業説明会の内容をなぞっただけでの志望動機は、熱意が伝わりません。

御社の社風に共感している、やりたいことが自分に合致している、というだけで終わっている人が多いです。

「うちの会社じゃなくていいよね」と思ってしまいます。

よくある普通の志望動機です。

「子どもの頃から父と母の影響で本が好きになり、御社の本に小さなころから親しんでいました。スマホが普及して活字離れと言われていますが、御社で編集の仕事をし、活字の良さを多くの人に伝えていきたいです」

これは、ただ本が好きな人です。

では、どうすれば熱意が伝わるのか実際の例を踏まえて書いていきます。

志望動機で熱意が伝わった例

前提として考えておきたいのは、面接官も採用試験を受けて入社しているということです。

皆さんと一緒で、新卒の時は大手・中堅の出版社をたくさん受験しているのです。ほとんどの人が、どの出版社でもいいから受かれば御の字、という気持ちでした。

ですので、面接を受ける人の気持ちは十分わかっています。

「うちを希望って言ってるけど、実際はどこかひっかかればいいんだよな」という気持ちです。

そのうえで、面接官を納得させる志望動機には、熱意が必要です。

熱意は行動です。

数字で表現すると、伝わりやすいです。

例えば集英社の「週刊少年ジャンプ」の編集を希望するとします。

普通の応募者は、「ドラゴンボール」や「スラムダンク」、「ONE PIECE」といったフレーズを出します。

他の応募者と差別化して熱意を伝えるために、1968年(昭和43)の創刊号からのヒット作の100作品を読んだ、といえば面接官も驚きます。

実際に100作品すべてを読むのは簡単ではありません。お金もかかります。

たとえば、創刊号に連載されていた作品は、以下の8作です。

1、「くじら大吾」梅本さちお
2、「大あばれアパッチ君」赤塚不二夫
3、「地獄剣」高橋よしてる
4、「父の魂」貝塚ひろし
5、「ハレンチ学園」永井豪
6、「ドル野郎」望月三起也
7、「フラッシュ・ゴードン」ダン・バリー
8、「手」楳図かずお

「ハレンチ学園」の1巻はAmazonで中古で数百円で買えます。(集英社ではなく、小学館から復刻版がでています)

読み切り作品だったこともあり、他の作品はなかなか手に入りません。

読みたい人は「復刻版」の創刊号を購入しましょう。

2冊がパックになっています。

創刊号(1968年1号)「ジャンプの伝説は、ここから始まった!!」
1995年3・4合併号「漫画雑誌史上最大653万部の記録!!」

という、創刊号と、最大部数を記録した号を読むことができます!

ジャンプの初期の人気作「男一匹ガキ大将」(本宮ひろ志)は、Kindleで発売されていますし、100円ほどで文庫が出ています。

無料でよみたい場合は、AmazonのKindle Unlimitedに登録しましょう。

ジャンプで連載していた作品も、無料のものがたくさんあります!

往年の名作です!

面接でこの作品の話題になれば、面接官は絶対に懐かしがります!

Kindle Unlimitedのいいところは、登録して30日間は無料で、

途中解約してもお金はかかりません!

使い倒しましょう!

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熱意が伝わるとなにがいいのか? 

ということのひとつに、面接官と会話ができるということがあります。

面接官が興味を持って、応募者と話をしてくれるのです。

面接なんだから会話をするのは当たり前だろ! 

と思うかもしれませんが、面接官からすると、ただ質問を投げかけて回答を聞くだけになっています。

多いときは何十人も面接し、機械的になっているのです。

「会話をしている」という意識はありません。

会話ができれば、人柄を知ってもらうことができます。

面接は最終的には、一緒に働きたいかどうか? ということが最も重要です。

ジャンプの100作品は極端な例かと思うかもしれませんが、そこにチャンスがあります。

面接が終わった後も、100作も読んだ応募者がいる、と社内で話題になるぐらいです。

「こんなすごい学生が応募してきた!」

と話題になる人は、ほとんどいませんよ! アドバンテージを作れます!

まとめ

出版社の新卒採用の100倍もの競争環境は、普通にしていては勝ち抜けません。

大量に採用するメーカーや商社では、学生時代に部活で残した結果が大きく評価されて受かる場合もあります。

出版社は違います。大手3社でさえ20人前後の採用です。

箱根駅伝で活躍した人より、ジャンプが好きで好きでたまらなくて創刊からの100作品を読んだ! と熱意を伝えてくれる人を採用します。

無料で履歴書・エントリーシート・職務経歴書の添削をやっています。

就活相談の全般も承っています。

メールかTwitterのDMまで遠慮なく相談ください。待ってます!

メール uehararyuichi2020@gmail.com

Twitter  @uehara_hon

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