出版社への就職・転職

出版社へ未経験・異業種から転職する5つの方法

出版の経験が全くない人が、出版社へ転職するのは難しいものがあります。

ただ、転職できる確率を上げる方法はあります。

編集、営業共にです





まず、未経験・異業種からの就職が難しい理由です。

単純に、出版業界が20年以上、マイナス基調だからです。

どこの出版社も苦しいので、即戦力を求めるのです。

最大手の小学館・集英社・講談社もです。

それでは、転職する方法を5つ、書いていきます。

デジタル系の部署を目指す

IT系に勤めている人は有利です。

出版社はアナログです。

ペンと机があれば出版社は作れる、といまだに考えている人もいるぐらいです。

現在は、どこの出版社も電子書籍やネットへのコンテンツ配信に活路を見出そうとしています。

IT系に勤めていて、ネット戦略に強い人なら需要は大いにあります。

実際に、大手出版社で募集する中途人員は、デジタルコンテンツ関連です。

編就職や営業職が希望だとしても、まずはデジタル系の部署に入り、後に異動すればいいのです。

宣伝の部署を目指す

30年前は、有名な著者や芸能人の本を作れば売れる時代でした。

現在は、芥川賞・直木賞を受賞した作家の作品ですら、一万部も売れません。

黙っていても売れる時代ではない、ということにやっと出版社も目を向けるようになりました。

そこで求められるのが宣伝のプロです。

アスコムやサンマーク出版といった、ミリオンセラーを多く出している出版社があります。

規模は大きくありませんが、大手版元と比較しても圧倒的にヒット作を出しています。

この2社に共通しているは、テレビ戦略です。

出版業界では、「金スマ」(TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」)で、著者と本が取り上げられたらベストセラーになると言われています。

実際に、アスコムやサンマーク出版の本は「金スマ」でよく扱われます。

テレビで取り上げられるのは難易度が高いですが、別業界であっても商品の宣伝で実績を残していれば、出版社で需要があるのです。

出版社の就職の入り口としては、未経験でも入りやすい部署です。

広告部を目指す

雑誌の売上は、販売と広告収入の2つから成り立っています。

雑誌に広告を取ってこれる営業マンは、のどから手が出るほど欲しいです。

加えて、出版社のデジタルコンテンツに広告を入れられる人材も貴重です。

出版社が自前で育てることができないからです。

デジタルの広告経験がある人は、有利になります。

編集の「未経験」ではなくなる方法

編集が未経験で、いきなり編集者として出版社に入るのはかなりの難易度です。

なんとかして、経験を積みましょう。

いまは副業が容認されている会社も多くなっています。

web雑誌のライターなどは、未経験でも募集していることがあります。

簡単な、文字数も多くないライティングなら、特別な経験や技術も必要とされません。

紙の本ではありませんが、まったくの未経験から「脱出」ができます。

その仕事の発注元は、編集プロダクションです。

編プロとコネができたら、紙の本や雑誌の仕事に少しずつかかわらせてもらいましょう。

大きな金額をもらうことはできませんが、しっかりとした経験がつめるのです。

うまくいけば、出版社ともコネクションが作れます。

出版営業の「未経験」ではなくなる方法

営業も編集者と同様ですが、副業で出版社の営業や、書店営業を経験するのは難しいです。

そういった募集がそもそもありません。

まずは、週一日でいいので、書店員のアルバイトをしてみましょう。

業界のルールについて知ることができます。

出版は村社会です。

まずはその村に入ることから始めましょう。

週一日のアルバイトで、出版社の営業とコネクションを得ることは難しいです。

書店員の仕事もプロがやっています。

週一のアルバイトでは、本の発注や棚に触れる仕事ができないかもしれません。

それでも、出版業界について知ることができ、まったくの未経験者ではなくなります

そして出版社に応募する際に、最も大事な熱意が伝わります。

「出版営業を目指しているので、副業で書店の仕事をして業界の勉強をしました」というのは、大きな熱意です。

即戦力とはなりませんが、営業を複数名採用する場合、即戦力1名+熱意のある1名、といった採用となるかもしれません。

まとめ

未経験・異業種からでも、狭き門の出版社に入る方法はあります。

今求められているIT業界や広告・宣伝のプロ。

編集や営業にどうにかしてかかわってからの応募、などです。

出版社への転職を目指している方は、相談はTwitterでDMをください。

零細と大手の版元で勤めていた経験から、お話いたします。

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