出版社への就職・転職

出版社の編集志望者は必読~コロナ禍の思考法

コロナウイルスにより、全都道府県に緊急事態宣言がでました。

苦しんでいる人が、全国にいます。

編集者は「今を読み」さらに「先を読み」ながら、

仕事をしなくてはなりません。

人のためになり、助けとなる本を企画する必要があります。

ペルソナを設定する、とよく言われますが、

あまりにも読者像を決めすぎると、本ができるまでのスピードが落ちてしまいます。

人々の心は、緊急事態のときほど、刻一刻と移り変わります。

それでは、どのような本を作ればいいのでしょう?





コロナの現実を知る

大人だけでなく、子どももコロナウイルスについて知らなくてはなりません。

大人向け

信頼のおける内容が、第一に求められます。

岩田教授の本が、4/11に発売しています。

素晴らしいスピードです。

専門家ではないですが、情報発信を盛んにしている京都大学の山中伸弥教授。

8割おじさんと言われる、厚生労働省クラスター班の

西浦博・北海道大学教授が該当するでしょう。

忙しいなか、執筆を依頼するのはむずかしいことです。

ただ、お二方とも、ネットやテレビでコメントを出し、情報発信をしているのです。

宝の山です。

これらをスピーディに編集者が情報をまとめて出版する、

という提案をするのです。

忙しい二人でも、いちから書くのでなければ、負担はおおきく減ります。

そして二人とも、より多くの人に自分が発信する情報を知ってもらい、

世の中を救いたいのです。

他にも、コロナにかかってしまったが回復した人たちの話を

まとめるのもいいでしょう。

一般の人の体験をまとめるだけではあまり売れません。

その中にひとりでも著名人があれば話題性もあり、

多くの人が手に取ってくれます。

こども

小学生がコロナウイルスについて学びたいか?

というと、そうではないかもしれません。

親が子どもに読ませたい本を、考える必要があります。

数年前に発売した学習漫画ですが、いま圧倒的に売れているのがこれです。

親が子に求めることはたくさんあります。

・手洗いうがいを、家や学校で自発的にする。

・人がいるところでは、ソーシャルディスタンスを保つ。

・外ではかならずマスクをする。

などなどです。

特に男の子などは、なかなか守れません。

コロナから身を守る重要性について、できれば漫画を作りたいところです。

漫画は時間がかかります。

話題とするには、大物漫画家に描いてもらう必要があります。

ただ、一冊の本、まるまる描いてもらう必要はないのです。

100ページの本なら、冒頭の10ページだけ漫画にし、残りは文書でものいいのです。

どの漫画家を起用するかですが、人気漫画家に思い切って声をかけましょう。

子どもを守るためなら、連載の合間をぬって描いてくれるかもしれません。

連載をしている出版社との契約もありますが、

ジャンプやマガジンの漫画家に声をかけることも(連絡先が入手できれば)できます。

いまは積極的に連載をしていない、大物漫画家の起用も考えられます。

「忍者ハットリくん」や「怪物くん」の藤子不二雄Aさん、

「あしたのジョー」「おれは鉄平」のちばてつやさんなどです。

親世代が子どものころに親しんだ漫画です。

子どもに買い与えたくなるでしょう。

コロナでなにが変わるのか?

身近なところからかんがえるといいでしょう。

コロナで家にいることが多くなると、

・飲みに行けず家で食事をする → 居酒屋レシピ本

・ジムに行けずに太る → ダイエット

今までたくさん出ていた内容です。

ひと手間を加えましょう。

「家」がキーワードになり、それは「家族」です。

つまり、「家族で楽しめる」を加えると魅力が増します。

「オトナも子どもも楽しめる居酒屋レシピ」

「家族で毎日できる体操」

キーワードを一つ入れるだけで、本を購入しようと手に取りやすくなります。

アフターコロナ

コロナで社会が不安定になります。

「お金」に多くの人が不安を感じます。

給料が下がってしまいます。

ありきたりですが、「投資」「株」「不動産」「副業」です。

いまでもたくさんの本が出ていますが、

興味を持つ人が、圧倒的に増えるでしょう。

あらたに興味をもった人は、初心者であり、リスクを取りたくないはずです。

「ゼロからわかる」

「5,000円からはじめられる」

「スキマ時間にできる」

などといったことを念頭に、本の設計を作りましょう。

ひと手間を忘れないでください。

まとめ

コロナウイルスによる経済への影響は、まだまだはかりしれません。

売り上げがよくなる業界など、ほとんどありません。

それでも、チャンスだと思わなくては編集者はつとまりません。

東日本大震災では、その被害の甚大さを伝えるために、

被災地の写真集が何十冊も出版されました。

そして、売れました。

求めている人が何を考えているの想像し、役に立てる本を考えていきましょう。

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零細と大手の版元で勤めていた経験から、お話いたします。

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