出版基礎知識

モンキー・パンチの名前の由来と意味は? 本名とペンネームを使う理由についても

「ルパン三世」の作者のモンキー・パンチさんが

2019年4月11日に81歳で亡くなりました。

横文字の名前とアメリカっぽい絵柄から、モンキー・パンチさんは外国の方、

と思われている方も多いようです。

著名な漫画家で、「ルパン三世」も年に一度は必ず、ゴールデンタイムに放送されますが、

作者ご本人はあまりテレビに出ることもなく、謎が多いです。

そんなモンキー・パンチさんの名前について書きます。





モンキー・パンチの本名は?

本名は加藤一彦(かずひこ)さん。

正真正銘の日本人です。ご両親も日本の方です。

昭和12年に北海道厚岸郡浜中町という港町で生まれました。

戦前生まれの方が「モンキー・パンチ」というペンネームを

使っていることに、多くの人が謎を感じています。

モンキー・パンチの由来

モンキー・パンチの名付け親は、出版社の編集長でした。

モンキー・パンチさんを発掘し、商業誌にデビューさせた、

双葉社で「漫画ストーリー」の編集長を務めていた清水文人編集長です。

デビュー前は「マニア・ぐるうぷ」という名前で一人で漫画を書いていました。

清水編集長は、モンキー・パンチさんのアメリカチックな絵柄に

合致したペンネームをつけて、「ルパン三世」を売り出したかったようです。

モンキー・パンチの名前の意味

モンキー・パンチの由来は知っていても、その意味まではあまり知られていません。

それもそのはずです。

モンキー・パンチさんご本人も、しっかりとは分かっていないようです。

「PUNCH(パンチ)」は、イギリスの風刺漫画雑誌のタイトルです。

モンキー・パンチさんがデビュー前から、アメリカの風刺漫画雑誌「MAD」の

ファンだったことから「パンチ」が選ばれたようです。

「モンキー」の意味は、西遊記が好きだったから、といろいろなところで

書かれていますが、それが明言された清水編集長やモンキー・パンチさん

ご本人のコメントは発表されていません。

モンキー・パンチというペンネームを使う理由

ペンネームを使うようになったのは昭和41年です。

当時、モンキー・パンチという奇抜なペンネームを使うことは、

作者本人も乗り気ではありませんでした。

ただ、デビューさせてくれた清水編集長に言われて、

一年間限定ということで「モンキー・パンチ」を使うことになりました。

期間を決めていましたが、「ルパン三世」のヒットにより

ペンネームを変更することができなくなってしまったのです。

まとめ

・編集長が名付け親

・意味はモンキーパンチさん本人もよくわかっていない

・本人は始めはこのペンネームを気に入っていなかった

・「ルパン三世」がヒットし、ペンネームを変更できなくなった