パワハラが原因で退職した場合、転職した会社が同じようなところだと、かなりきついです。
いまは会社の評判を知ることができるサイトもありますので、必ず活用してください。
では、面接でパワハラが原因で退職したことを言っていいのか？
プラスにはならないので、言うのはやめましょう。ただ、言い方を変えて「質問」するようにしましょう。
大手老舗企業とベンチャーでの面接経験から、書いていきます。
パワハラにも多くのパターンがあります。
・上司が怒鳴る
・無理な目標設定
・極端な残業時間や休日出勤
このような理由で辞めたのに、転職先も同じような会社だったら・・・
「上司が怒鳴る」については、「以前の会社が体育会系で、大きな声で刺激しあうような職場で全員で士気を上げていったのですが、御社はどのような風土ですか？」という質問がいいでしょう。
「無理な目標設定」は、「以前の会社は目標を対前年2倍などと高く設定して、社員の士気を鼓舞することをやっていました。御社の目標設定や社員に求める数字を参考までに教えていただけませんでしょうか？」。
「極端な残業時間や休日出勤」については、「前職では、期末や締日前は遅くまで働いで休日も出勤していました。それがチームとして盛り上がって楽しいこともあって私もワーカホリックみたいになっていましたが、御社は残業や休日出勤についてはいかがでしょうか？」、です。
といった、パワハラパターンをちょっと楽しんでいたし嫌いではなかった感を出して、質問してみましょう。
普通に聴くと面接官も言いよどんでしまいますが、このような質問だとある程度は本当のことを話してくれます。
パワハラが退職理由ということはいいにくいですが、転職先で同じような会社にはいらないためにも、「質問」で社内風土を探ってください！
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@uehara_hon
