初めての著者でAmazonの本の総合ランキング1位となる快挙です。
すでに6万部突破のベストセラーです。
林修先生が初耳学でどのように紹介してAmazonで1位となったのか?
著者である田中泰延さんの経歴ととともに追っていきます。
「読みたいことを、書けばいい。」初耳学で林修先生が紹介でAmazon1位! 内容についても

紹介したコーナーは、「3分でわかる!林先生のベストセラー学」です。
林先生は、文章を書くことの難しさと、人生における重要性を、著者・田中泰延さんとのインタビューの中で語っています。
文章や動画で情報が洪水のように溢れている現代で、ネットの記事に頼った文章が多くみられます。
文章を書くということは、本質をつかみ、人間関係を築いていくこととも言っています。
文章を書くためには正しい情報が必要です。
正確な情報を入手するにはネットだけでなく、図書館を利用して、司書の方に聞くことを田中泰延さんが進めています。
まさに、SNSで誰もが情報発信をしている現代において、文章術は最も大事なのです。
この本の目次を抜粋します。
何が書かれているか一目瞭然です。
≪目次≫
はじめに 自分のために書くということ-書いたのに読んでもらえないあなたへ
第1章-なにを書くのか~ブログやSNSで書いているあなたへ
・ネットで読まれている文章の9割は「随筆」
第2章-だれに書くのか~「読者を想定」しているあなたへ
・ターゲットなど想定しなくていい
第3章-どう書くのか ~「つまらない人間」のあなたへ
・つまらない人間とは「自分の内面を語る人」
第4章-なぜ書くのか~生き方を変えたいあなたへ
・書くことはたった一人のベンチャー起業
おわりに いつ書くのか。どこで書くのか。
付録の文章がこの本の購入意欲を掻き立ててくれます。
付録1-田中泰延が書いた記事10選
付録2-田中泰延について書かれた記事5選+おまけ
「読みたいことを、書けばいい。」著者・田中泰延さんの経歴
田中泰延さんは大手広告代理店の電通出身のコピーライターです。
電通と言えば30代でも年収は1,000万円を超える企業ですが、田中さんは1993年に入社して2016年に退職しました。
退職後は「青年失業家」と自ら名乗り、フリーでネット上で執筆活動をします。
本に書かれている退職後の経歴は以下となります。
webサイト『街角のクリエイティブ』に連載する映画評「田中泰延のエンタメ新党」 「ひろのぶ雑記」が累計330万PVの人気コラムになる。
その他、奈良県・滋賀県・福島県など地方自治体と提携したPRコラム、写真メディア『SEIN』連載記事を執筆。
映画・文学・音楽・美術・写真・就職など硬軟幅広いテーマの文章で読者の熱狂的な支持を得る。
「明日のライターゼミ」講師。
本の帯には糸井重里さんからの推薦コメントが掲載されています。
「役に立ってしまうのは本意ではないだろうが、立たせてしまったのは作者のせいだ」
電通時代に田中泰延さんは糸井重里さんと出会っていて、コメントをいただけたのかもしれません。
これが初の著作です。
次の作品も楽しみです!